甘露の歳時記。

「台」という字には「歓ぶ」という意味があります。

人は食べて歓ぶ、つまりそれが飴。

「あまい」の「あま」が「あめ」になったとか…

もともとはもち米を蒸して、麦芽ともち米をお湯で

寝かせ、これを濾過して練ったもの。

これを水飴、または湿飴といいました。

相川水飴もまた、その伝統の製法を綿々と受け継ぎ、

昔ながらの独自の照りと風味を伝える味の逸品。

しっとりと水のようになめらかに人の心を潤すもの…。

水飴の不思議な世界がそこにあります。

  • 水飴旨味成分グラフ
  • もち水飴の味について。 もち水飴の味の特長は味を感じるタイミングが調味料 より後に感じ、素材(穀物、果物、肉、魚)と同じ タイミング感じるものと考えています。
水飴の特徴1もち水飴の味の特長は甘みの上に酸味と苦味。もち水飴の焦げ風味が旨味と感じ、さらにコクを引出し豊かな風味を兼ね備えます。料理に例えるならば、味を感じるタイミングは調味料より後に感じ素材と同じタイミングで感じるものと考えています。
水飴の特徴2当社のもち水飴は他の水飴より吸湿性が高く、水分を離し難い特長があります。そのためもち水飴を使用することで焼いても水分が蒸発しにくくなり、しっとりとした焼き上がりになります。しかし一斗缶の密閉が切れると空気中の湿気を吸収し、水飴の表面だけ水分量が上がりカビが発生しやすくなります。
水飴の特徴3当社のレギュラー水飴は、真夏用で約糖度88から真冬用で約82度までを気温に合わせて調整しています。ウォーマー(温蔵庫)をお使いのお客様向けに年間を通して糖度84度の水分一定の商品もござます。出荷日から1ヶ月後の気温を想定して一斗缶から手で取れる固さを狙ってはいますが、例年にはない気温変化には対応出来かねない場合いもございますので、お客様の方で最適な固さになる様な保管場所に保管をお願いします。

弊社製品(水飴)を使用頂いた企業や商品の一例

カステラにかぎらず和菓子、洋菓子、料理にただの甘さだけでなく、材料の引き立て役、後味の深みやコクとして使用していただけたら幸いです。サンプル依頼や製品の詳細はお気軽にお問い合わせ下さい。